シリア文字拡張(シリアもじかくちょう、英語: Syriac Supplement)は、Unicodeの20個目のブロック。
解説
シリア文字のうち、シリア文字ブロックに含まれていない、インド南部のケーララ州などでキリスト教の宗教共同体の一つである聖トーマス・キリスト教徒の間で話されるドラヴィダ語族のマラヤーラム語の方言、スリヤニ・マラヤーラム語を表記するための文字で、ガルシュニあるいはシリア・マラヤーラム文字と呼ばれる表記法において用いられる文字を収録している。
通常のシリア文字同様に子音字のみを記述するアブジャドで、右から左に横書き(右横書き)し、単語の位置によって独立形・語頭形・語中形・語末形の4つの形状に変化する。また、子音字列ṇṭ(ࡤࡣ)やjñ(ࡡࡢ)については特殊な合字を形成する。
本ブロックはUnicodeのバージョン6.0で初めて追加された。
収録文字
「対応するマラヤーラム文字」及び「ラテン文字転写」の列は元の提案文書Preliminary Proposal to Encode Syriac Letters for Garshuni Malayalamに従う。ラテン文字転写はブラーフミー系文字のラテン文字翻字方式のISO 15919に従う。
小分類
このブロックの小分類は「シリア文字」(Syriac letters)1つのみとなっている。
シリア文字(Syriac letters)
この小分類にはマラヤーラム語の表記に用いられる拡張シリア文字が収録されている。スリヤニ・マラヤーラム語を書くのに使用され、ガルシュニおよびシリア・マラヤーラム文字としても知られている。Unicodeのバージョン10.0で本ブロックと共に追加された。
文字コード
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
出典
関連項目
- シリア文字
- マラヤーラム語




