近藤 信輔(こんどう しんすけ)は、日本の漫画家。埼玉県鴻巣市出身。
来歴
埼玉県立熊谷高等学校を経て、早稲田大学卒業。
大学時代には「早稲田大学漫画研究会」やサークル「WSMK」に所属していた。
当初はギャグ漫画家を志し、ジャンプ系漫画新人賞にギャグ漫画を投稿する。しかし、第63回(2005年下半期)赤塚賞「麗!!柔道五人娘。」、第64回(2006年上半期)赤塚賞「ローリング男衆」、第43回(2006年10月期)ジャンプ十二傑新人漫画賞(審査員:久保帯人)「STEEL BULLET RUN -別にアメリカ大陸横断とかしません-」といずれも最終候補どまりだった。そのためストーリー漫画の原作志望に転向する。ストキン炎で2007年に「JUDOES」でネーム部門炎努力賞、2008年に「THE KILLING WAY」でネーム部門炎努力賞を受賞する。
その後、サラリーマンをやりながら柔道漫画の原作担当を目指しネームを描き続ける。しかし2010年秋頃、代理原稿候補になった近藤による過去のギャグ漫画『御奉死!! 滅威怒流(ごほうし めいどりゅう)』が『週刊少年ジャンプ』副編集長(当時)の矢作康介に評価される。これをきっかけに近藤は再びギャグ漫画を描き始めるようになる。
2011年春、東日本大震災や仕事・漫画などのことでストレスが溜り、「頭がパーン」となってギャグ漫画の読切を一気に30作品も書き上げた。その中で担当編集者が唯一評価したショートギャグ版『伊達先輩』をもとにバスケットボール漫画の増刊版『烈!!!伊達先パイ』を描き上げ、『少年ジャンプNEXT!』(集英社)2011 SUMMERに掲載。デビューを果たす。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)に読切掲載が決まったころ、上司から異動を言い渡された。異動先が残業の多い部署で漫画を描くどころではなくなると思い、その場で「漫画家を目指すので会社辞めます」と頭を下げ、2012年3月に退職した。『週刊少年ジャンプ』2012年10号に本誌読切版「烈!!!伊達先パイ」を掲載。この読切をもとに『週刊少年ジャンプ』2012年41号から2013年10号まで『烈!!!伊達先パイ』を初連載する。
『ジャンプLIVE』(集英社)2号にて読切版「ジュウドウズ」(前後編)を掲載。これをもとに『週刊少年ジャンプ』2014年41号から2015年8号まで『ジュウドウズ』を連載する。『少年ジャンプ 』(集英社)2015年3月29日と4月5日に本誌連載版の過去を描いた『ジュウドウズ外伝 柔も轟に』を短期連載する。
これ以後はネームを執筆してはボツをもらう繰り返しとなり、2018年夏には『忍者と極道』の原型となる作品を『少年ジャンプ 』連載会議に提出するが掲載には至らなかった。直後、10数年間にわたり活動した集英社を離れ講談社へ『忍者と極道』の持ち込みを行い、約半年後の2019年2月に同作の連載決定が告知された(以後の経過に関しては『忍者と極道』のページを参照されたい)。
2020年より『コミックDAYS』(講談社)にて『忍者と極道』を連載開始し、2022年より休載を発表。
人物
好きなアーティストにGEEKSを挙げている。
プリキュアシリーズの大ファンであり、作中に幾度となくパロディネタを織り込んでいる。
作品リスト
漫画作品
連載
- 烈!!!伊達先パイ(『週刊少年ジャンプ』2012年41号 - 2013年10号) - 連載版のギャグ漫画。
- ジュウドウズ(『週刊少年ジャンプ』2014年41号 - 2015年8号) - 連載版
- 外伝(『少年ジャンプ 』2015年3月29日 - 4月5日)
- 忍者と極道(『コミックDAYS』2020年1月20日 - 連載中)
読み切り
- 烈!!!伊達先パイ(『少年ジャンプNEXT!』2011 SUMMER) - 増刊読切版のバスケットボール漫画。デビュー作。
- 烈!!!伊達先パイ(『週刊少年ジャンプ』2012年10号) - 本誌読切版のギャグ漫画。センターカラー27P。
- ジュウドウズ(『ジャンプLIVE』2号) - 読切版。
- しのびや屈(かまり)(『少年ジャンプNEXT!!』2015 vol.6)
書籍
- 『烈!!!伊達先パイ』、集英社〈ジャンプ コミックス〉2013年、全2巻
- 『ジュウドウズ』、集英社〈ジャンプ コミックス〉2015年、全3巻
- 『忍者と極道』、講談社〈モーニングKC〉2020年 - 、既刊14巻(2024年11月13日現在)
その他
- QUIRKY HIGH SCHOOL(GEEKSの楽曲、2015年)ジャケット画
活動
2020年10月24日、『忍者と極道』の魅力を解説するトークイベント「マンガのダバナシ6:『忍者と極道』大解剖!」をZoomで開催。鈴木健也とgo!go!vanillasの長谷川プリティ敬祐も出演した。
関連人物
- アシスタント
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- 長谷川智広 - 当時大学生。読切時代から『烈!!!伊達先パイ』のファン。『ジュウドウズ』連載時にはヘルプスタッフとして臨時参加。
- 屋宜知宏 - 近藤は「初期『伊達先パイ』を支えてくれた」と述べている。『ジュウドウズ』連載時にはヘルプスタッフとして臨時参加。
- 川口幸範 - 『ジュウドウズ』に参加。近藤は「精神的支柱」と述べている。
- 担当編集者
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- 浅田
- 斎藤 - 『ジュウドウズ』を連載開始から終了まで担当。
脚注
外部リンク
- 近藤信輔 (@kong_doing) - X(旧Twitter)




